移動時間の有効活用や余分な業務負担の解消により
家庭の事情に合わせた働く環境を構築
- テレワーク導入状況
- 全社で導入済み
- before 問 題
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- 現場と事務所間の移動に伴う余分な時間
- FAXや資料確認のためだけの非効率な出社
- 家庭の事情に合わせた働き方への対応
【問題】に対する【取組】について
- 現場との直行直帰で移動時間を削減
- 補助金を活用して、ノートパソコン2台の購入と社内LANの再構築を行いました。今までは、現場での業務終了後は、距離に関わらず事務所に出社し、現場写真の整理などを行っていました。現在は、出退勤管理システムも導入し、現場から直帰し自宅で作業ができますので、事務所への移動時間が削減されました。特に、冬季は大雪で交通が麻痺することもありますので、移動時間の大幅な削減により、時間を有効に活用できています。
- 設備やルールを整理し、不必要な出社を削減
- 以前は、退社後や休日に取引先から受信したFAXを、翌朝確認できないまま現場へ向かい、業務に支障をきたすことがありました。そのため、事務所に人がいる場合は、受信したFAXの内容をスマートフォンで共有してもらったり、FAXや資料を確認するためだけに出社したりもしていました。そこで、社外からでも会社のデータサーバーへの接続を可能にし、出社せずにFAXや資料を確認できるようにしました。
- テレワークの制度化で家庭の事情に対応
- 事前申請時だけでなく、急な事情がある場合には、口頭での申請でもテレワークを活用できるよう制度化しました。これに伴い就業規則も見直し、個々の事情に合わせて柔軟に活用できるようにしています。例えば、今までは家族の看病があると出社ができず、業務が滞っていましたが、テレワークの活用により、看病をしながら業務にあたることもできています。家庭と仕事の両立が図れ、ワークライフバランスを見直す良い機会にもなりました。
- after 結 果
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- 事務所への出社が不要になり、移動時間が削減されました。また、時間が有効活用されたことで生産性が向上し、残業時間の短縮にもつながりました。
- 出社しないと共有できなかった資料も、自宅でもタイムリーに共有できるようになり、業務効率が向上しました。余分な作業や移動が減少し、社員の負担も軽減されました。
- 突発的な家庭の事情にもテレワークを活用できる環境が整い、業務停滞を防ぐことができるようになりました。仕事と家庭の両立ができ、ワークライフバランスも向上しました。
INTERVIEW × 経営者
- テレワーク導入で、移動の負担軽減や、働き方の選択肢を増やすことで雇用が安定し、知識や技術の継承につながり、事業継続を実現
- 昭和53年の創業以来、注文住宅やリフォームを取り扱っています。高気密、高断熱のメンテナンスフリー外装材や電気不使用の24時間換気等の知識と技術提供が特徴です。建設業は、自宅、現場、事務所との移動時間が長くなりがちです。特に冬季の移動は問題でした。普段なら車で30分ほどのモデルハウスへ移動するために半日かかった事もあり、移動に係る負担や事故のリスクが心配でした。そこで、これらの負担やリスクを軽減するため、テレワークの導入を決めました。移動時間を有効活用し、働きやすい職場環境を整えることで、生産性も向上したと感じています。
代表取締役 松浦 邦充さん
VOICE × 従業員
- 取組をやってみて
- テレワークは、突発的な家族の看護や日常生活のトラブル時にも活用できて大変助かっています。現在は、パート社員として総務および広報業務を中心に、建築資格の取得を目指し、現場業務にも携わっています。現場で行うべき業務もありますが、ホームページ更新、SNS投稿、イベントチラシの作成等はテレワークでも行うことができます。
総務部 主任 柏 聡子さん
建設業令和5年度
株式会社松浦建設
注文住宅、リフォームの請負事業
新築戸建ての注文住宅を主軸に、住宅リフォームやマンション内装リフォーム、商業店舗の新築、改装等の建設業全般の設計、施工を取り扱っています。
- 代表者
- 代表取締役 松浦 邦充
- 電話番号
- 011-882-2045
- 住所
- 〒004-0842
札幌市清田区清田2条1丁目1-34 - 従業員数
- 正社員▶1
【男性 1名 / 女性 0名】 - 女性管理職数
- 0名
- 産休育休取得者数
- 0名