新たな求人方法と育成に取り組み、若手の採用とモチベーション向上を実現
- テレワーク導入状況
- 導入予定
- before 問 題
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- 組織の高齢化
- 人材育成を行う管理職の指導スキルのばらつき
- 従業員のモチベーション停滞
【問題】に対する【取組】について
- 学生対象の採用を開始
- 効果的に実施できずにいた求人に、高校生を対象にしたインターンシップを取り入れ、職業体験を通じて、重労働という介護業界のイメージ解消に努めました。さらにオンライン説明会も実施し、若手1名を採用できました。採用強化には知名度の高さも大切と考え、SNSによる情報発信にも力を入れています。
- 統一の基準づくりで管理職の育成力を向上
- 人材育成のための研修は、ホーム毎に年間計画やカリキュラムがありました。これにコンサルタントの視点を取り入れ、社内の統一基準を設けることで、管理職が迷わずに自信を持って指導できるようにしました。また、外部研修で得た知識を現場に反映する体制づくりにも取り組んでいます。
- スキルマップで能力を見える化
- 従業員の得手不得手を見える化したスキルマップを作成。資料作成、料理、掃除、企画立案といった各々の得意なことを踏まえた役割分担で、モチベーションが向上するように取り組みました。今後は、ホーム間での人材交流も行い、更にやる気向上に繋がる取組を行う予定です。
- after 結 果
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- 新卒採用に初めて挑戦し、高校生1名の採用が実現しました。
今後も継続的に実施していきたいと思っています。 - 管理職が目標を定めた育成を意識することで、積極的に指導ができました。これは、従業員のスキル向上に繋がっていくと考えています。
- スキルマップにより、自分の得意な業務を行えることがモチベーション向上に繋がり、目標意識をもって業務を行えるようになりました。
- 新卒採用に初めて挑戦し、高校生1名の採用が実現しました。
INTERVIEW × 経営者
- 将来的な従業員の高齢化問題に新卒採用を考察
モチベーション向上も含めた多面的な取組を模索 - 当社は、家庭的な雰囲気が特徴の介護施設で、長い間働いている従業員が多く在籍しています。それは嬉しい反面、将来的には従業員の高齢化問題に繋がり、未来を考えた時に今まで取り組んでいなかった新卒採用を考える時期がきたと感じていました。また、会社側は施設の運営に関することを中心に体系化していたため、従業員の育成方法については管理職にお任せでした。それにより現場は負担を強いられ、従業員のモチベーション向上に繋がる指導が難しい状況でした。
代表取締役 飯沢 歌織さん
VOICE × 従業員
- 取組をやってみて
- 今回の取組を通じて、コンサルタントだけでなく、社長と話をする機会が増えました。上長とコミュニケーションを取ることは、迷いを払しょくし、自信を持って指導を行ううえで大事なことだと気づきました。従業員の育成基準ができたことも自信を持った指導に繋がると感じています。
グループホームまごのて
介護部長・管理者兼計画作成者
井上 尚子さん
医療・福祉令和4年度
株式会社ケア・ハート
認知症グループホーム経営。
認知症介護を行う認知症対応型共同生活介護施設(グループホーム)を運営。グループホームは「あかしあ」「まごのて」の2施設を展開しています。
- 代表者
- 代表取締役 飯沢 歌織
- 電話番号
- 011-816-5650
- 住所
- 〒062-0921
札幌市豊平区中の島1条7丁目8-3 - 従業員数
- 正社員▶16名
【男性 3名 / 女性 13名】 - 女性管理職数
- 3名
- 産休育休取得者数
- 4名