感染症対策と生産性向上の両輪で回しながら新しい事業の立ち上げに成功
- テレワーク導入状況
- 一部導入済み
- before 問 題
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- コロナ禍での売上減少
- 店舗型業界における長距離移動にかかる時間と費用
- 飲食業界の厳しい労働環境
【問題】に対する【取組】について
- 新事業の推進における業務効率を向上
- コロナ蔓延による来店客減少で売上が落ち込みました。そこで自社スープカレーのブランドを活かした製造業へと業態を広げ、テレワークを低温事業部門、飲食店部門に導入しました。低温事業部門では、冷凍食品の通信販売に向けた商品開発・販売に関する会議、資料作成、業務管理、営業といった業務を行うことで、感染症対策と同時に新たな事業を推進していくことができました。
- 店舗での活用で生産性の向上を実現
- 飲食店部門では、店長会議等にWeb会議システムを活用することにより、フレキシブルな会議を実施しています。道内各地だけでなく東京にも店舗があるため、Web会議システムの活用により生産性の向上の他、飛行機等の移動が不要になり移動コストの削減にも繋がっています。
- 従業員の柔軟な働き方の選択肢を拡充
- テレワークにより業務終了後、すぐ家事に取り掛かることができるといった自分時間を有効にしたライフ・ワーク・バランスの向上にも繋がりました。さらには飲食店部門においても、立ち仕事が難しくなった従業員がオフィス勤務を選べるといった、柔軟な働き方も実現できると期待しています。
- after 結 果
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- テレワークの活用でコロナ禍でも新事業への移行を安全に推進することができ、新しい売上づくりに繋がりました。
- 移動時間の削減により、生産性が向上するとともに、移動コストも削減することができました。雪による遅延・事故のリスクも軽減できました。
- プライベートな時間を創出し、家庭と仕事の両立に繋がりました。
またテレワークにより柔軟な働き方が選べるようになりました。
INTERVIEW × 責任者
- 飲食業界でも場所に縛られない
多様な働き方を実現し、地域のロールモデルへ - コロナ禍で、スープカレー専門店の売上が落ち込むなか、感染症対策と併せて、新しい売上づくりが課題でした。そこで、ブランドとなるスープカレーの冷凍食品、レトルト食品の開発・販売といった他事業展開を行うようになりました。テレワークは、感染症対策と業態転換に最適な手段だと考え、取り入れることにしました。テレワークに適さないと思われがちな飲食・製造部門でも、Web会議システムを活用した店長会議の実施等、良い影響を及ぼしており、働き方の可能性が広がっていると感じています。
低温事業部 事業部長 吉川 空さん
VOICE × 従業員
- 取組をやってみて
- テレワークを活用して、ECサイトの管理の他、テレビや雑誌の取材といった広報の業務を行っていますが、通勤時間の削減ができるうえ、外部との連絡も問題なく行え、業務効率が向上しました。この結果、コロナ禍になって初めて台湾への帰省が叶いました。
低温事業部 広報 簡 笙羽さん
製造業、飲食サービス業令和4年度
株式会社NEXT LEVEL
飲食店事業、ECサイト運営、花き事業、グラフィック事業、WEB制作事業。スープカレー専門店「奥芝商店」を軸に、冷凍やレトルト、スープの素、スナック菓子といった商品の開発・販売、通信販売、ECサイト運営を行っています。
- 代表者
- 代表取締役 奥芝 洋介
- 電話番号
- 011-807-4642
- 住所
- 〒064-0951
札幌市中央区宮の森1条6丁目2-8 - 従業員数
- 正社員▶40名
【男性 30名 / 女性 10名】 - 女性管理職数
- 1名
- 産休育休取得者数
- 2名