札幌市働き方改革・人材確保サポートセンター(はたサポ)

書類作成や顧客対応をデジタル化
建設業界でもテレワークによる業務効率化を実現

テレワーク導入状況
一部導入済み
株式会社内山
before 問 題
  1. 書類作成業務に伴う負担
  2. 膨大な営業資料の準備と持ち運びの労力
  3. 無駄な移動時間

【問題】に対する【取組】について

即時性のある書類作成にチャレンジ
補助金で購入したタブレットを活用し、工事業界専用アプリで資料作成に必要な写真データを整理し、現場で書類や報告書を作成しました。夜間工事の際には、朝方に会社へ戻って資料作成することもありましたが、車内ですぐに作成し、その場で報告書を提出できるようになりました。
デジタル資料でフレキシブルに現場対応
社内ネットワークに保存されている図面やカタログ、施工事例等の膨大な資料を、タブレットからアクセスすることで持ち運びの労力が軽減されています。また、想定していなかった説明を求められた際にも、適切な資料を取り出し、素早いお客様対応が実現しました。
移動時間と待機時間の有効活用を実現
現場業務が終わると、自宅の方が近い場合でも書類作成のため出社していましたが、タブレットの活用で自宅へ直帰することが可能になりました。また、待機時間に施設の作業申請書を作成するといった業務も行え、時間を有効活用できるようになりました。
after 結 果
  1. テレワークの導入により、出社して行っていた業務が現場や自宅でできるようになったうえ、効率的な資料作成が可能になり、生産性が向上しました。
  2. タブレットと社内ネットワークを活用したデジタル資料により、出社して準備する業務が縮小されました。また、資料を忘れるといったこともなく、急な要望や変更にも臨機応変な対応ができるようになりました。
  3. 移動時間の短縮や待機時間の有効活用により、業務効率が向上しただけでなく、心身の健康にも繋がっています。さらには、移動コストも軽減されました。

INTERVIEW × 経営者

現場のデジタル化で業務効率を
高めることは若手雇用や技術継承等の
経営強化に繋がっていく
建設業界は、現場作業が主業務ですが、資料の持ち運びや現場作業に付帯する書類作成などアナログな業務が多いです。この書類作成業務のデジタル化による業務効率化が課題でした。
テレワークの導入により、書類作成業務が場所を選ばず、隙間時間を有効活用して実施できるようになりました。私も顧客との打合せの際にタブレットを活用していますが、非常に便利で、生産性の向上を実感しています。

代表取締役 内山 宜史さん
今後は、協力会社との情報共有体制の構築や、ネットワークにおけるセキュリティの強化にも取り組みたいと考えています。またこうした取組は、若手社員の長期雇用やベテラン社員からの技術の継承を実現させ、会社の持続可能性を高めるものと考えています。

VOICE × 従業員

取組をやってみて
複数店舗を展開されている飲食店の改修・修繕を担当しているため、店舗閉店後の夜間に作業し、翌朝出社して報告書を作成していました。タブレット導入により、そのまま現場で作成できるほか、隙間時間に前の現場の報告書も作成できるようになり、時間が有効に使えるようになりました。また、店舗の修繕作業中に別店舗の修繕依頼がメールで入ることが日常的に発生します。

工事部 畑 智紀さん
タブレットがあることで依頼内容が即座に確認でき、店舗オーナー様へ素早く的確に対応することができるようになりました。その他、現場が遠方の際には直行直帰する機会が増え、時間効率が良くなり、心に余裕が出たことを実感しています。

建設業令和4年度

株式会社内山

北海道内の建設工事及び内装工事
店舗・新築住宅・リフォーム・内装工事等あらゆる用途の建築に携わっており、新築・改修・電気設備・機械設備を問わずトータルでサポートを行っています。

代表者
代表取締役 内山 宜史
電話番号
011-752-5135
住所
〒065-0022
札幌市東区北22条東8丁目2-11
従業員数
正社員▶9名
【男性 8名 / 女性 1名】
女性管理職数
0名
産休育休取得者数
0名